高知県は2020年1月24日、職員が作成したとみられる個人情報のデータが保存されたハードディスク(HD)1個が県内の中古部品販売店で売られていたとのことです。
県福祉指導課による見解
流出した経路や販売したのは誰?
ご紹介させていただきます。
生活保護受給者の個人情報のデータが入ったHDDが販売
高知県は24日、職員が作成したとみられる個人情報のデータが保存されたハードディスク(HD)1個が県内の中古部品販売店で売られていたと発表した。購入した県民から「個人情報が保存されている」と指摘があり発覚。
生活保護受給者の氏名や住所などが記録されており、県が流出の経緯を調べている。
県はデータの外部流出は確認されていないとしている。データは、2003年ごろに作成されたとみられるが、職員は特定できていない。
購入した県民は数年前に中古部品販売店でHDを2個手に入れた。このうち1個に個人情報が記録されていることに気付き、今月22日に県内の自治体に問い合わせた。
県では通常、HDを廃棄する際、物理的に破壊するかデータを消去するとしている。
県は、HDに記録されていた個人情報の人数やデータ量、県庁で使われていたものかどうかなどを詳しく調べる。
共同通信
HDDの転売までの流れ
【福祉指導課による見解】
HDDに入っていたデータは、2003年ごろに県の中央東福祉保健所(香美市)の職員が作成
そのデータには、生活保護受給者の氏名や住所などの個人情報が入っている。
↓
【購入者側】
購入者から今月22日、「数年前に購入したHDDを開いたところ、個人情報が記録されたデータが保存されている」
数年前に中古部品販売店でHDを2個手に入れる。
そのうち1個に個人情報が記録
購入者はデータを外部に流出させていない!と説明
流出した経路は何?
通常、HDを廃棄する際、物理的に破壊するかデータを消去しているそうです。
HDに記録されていた個人情報の人数やデータ量、県庁で使われていたものかどうかなどを詳しく調べるとしています。
誰が販売した?
ただ、中古部品販売店で販売されていたこと。
HDDを廃棄する際、物理的に破壊するかデータを消去
されているのにもかかわらずデータが入っていたことと。
そのデータって販売するものなのか?と一般市民の私は感じてしまいました。
詳細はまだ公開されていません。
神奈川県ブロードリンクを思い出しますね。
ネットコメント
生活保護の情報が入ったHDD流出 高知県職員が作成か
これはいかんやろ。
個人情報を何のために、目的等が気になる。
メインサーバーから辿っていけば、職員かあるいは業者がはっきりすると思うが。古いから難しいかも。
何にしても早急に原因を究明し、管理対策等を再検討、点検すべきで、他にも出てくる可能性がある。
良心な人の手に渡って良かったが・・・。こんな良心的な人だけではない(売る可能性がある)ので自分たちでHDDを壊すか業者に頼んだとしてもきちんと情報を消去したかを確認してほしい
こういう類いのものって、監督・指導する立場である当の行政が一番緩いとつくづく思う。ほんと役所の管理体制の甘さにはあきれてしまう。あまりにも頻繁にあるので驚きもしないし慣れてしまって印象すら残らない。役所ってNHKと同じようなもので、一般的な感覚から少しズレた人が多いんですかね?民間に対してあれこれ言う前に、管理体制を強化し再発防止の徹底に取り組んでいただきたいものです。
転売防止処理すれば情報漏洩は生じない。
転売防止処理は簡単
HDDの「基板を剥ぎ取る」だけで転売価値がなくなる。HDDの基板修理は高度技術と設備が必要だから
基板なしHDDからの読取は技術者でも極めて困難です。基板の剥取りは簡単ですが、
個人での分解や破壊処理は危険が伴います。
不特定多数の情報が入ったHDDを売るとか信じられない。
こういうことされるから、
通帳の情報なんて、役所に教えたりあり得ないよ。だいたい、職場で使ってたHDD売るって発想
どこからくるの?— moco (@moco_oooo) January 24, 2020
まとめ
今回は良心的な方からの報告があったようですが、データは中古販売とかで、販売しているのも驚きです。
詳細は追記させていただきます。
ご覧いただきありがとうございます。
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