自民党の秋元司衆議院議員の元政策秘書らの関係先を、東京地検特捜部が外為法違反の疑いで家宅捜索していたことが関係者への取材でわかりました。
その後の詳細も、都度追記しています。
報道に基づいて、ご紹介させていただきます。
目次
外為法違反容疑で家宅捜索
写真:JNN
自民の秋元司衆院議員(48)の元秘書の関係先を外国為替及び外国貿易法(外為法)違反の疑いで家宅捜索していたことが、関係者への取材でわかった。
容疑は海外から資金を無断で国内に持ち込んだというもの。
特捜部は押収資料を分析し、国内に持ち込まれた疑いのある資金の流れについて実態解明を進めるとみられる。
捜索は8日までに行われた。
元秘書は政策秘書などを務め、昨年辞めた。
外為法は国外から100万円を超える現金を国内に持ち込む際には税関への届け出を義務づけている。違反すれば6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金が科される。
家宅捜索について一部の報道機関が9日、「秋元氏が関係する企業を特捜部が家宅捜索した」と報じた。これを受け、秋元氏は同日、国会内で記者団の取材に応じ、不正を否定した。
参考:朝日新聞
秋元司さんが元政策秘書について回答
元秘書の会社などに家宅捜索が入った件については・・・
「それは私、聞いてないですよ、聞いてない。だから事実も何も、私は聞いてないので、一切、その件は」
秋元議員は9日、報道陣の取材に対し、「元秘書とはしばらく連絡を取っておらず、事態を把握していない。不正には関わっていない」と話しています。
元公設秘書が設立した会社について、「経営に口出しもしていないが、仕事はやるべきことはやっていると聞いている」などと説明しています。
顧問に就いたのは落選中で、「私に対し、やましいお金の移動もない」などと語った。
元公設秘書と最後に連絡を取ったのは、今年の夏ごろといいます。
秋元議員の元政策秘書は誰
秋元議員の元秘書は誰なのでしょうか?
登記簿などによりますと、この元政策秘書は、2年前まで芸能タレントの育成などを目的に設立された東京都内の会社で代表取締役を務めています。
秋元氏によると、この企業は、秋元氏が参院選に落選した後の2011年、元秘書が代表取締役となり設立しました。
会社の場所は、東京都千代田区
事業内容は、カレンダーや化粧品、玩具の販売などの事業を展開されていたようです。
13年ごろまで秋元氏が顧問、17年まで妻が監査役を務めていたが、「(13年以降は)経営に口出しをしていないし、事業の中身も分からない」といいます。
元秘書は誰なのか、顔画像も公開されていませんので、詳細がわかり次第追記します。
元政策秘書は2000年代前半に小林興起・元衆院議員の秘書を秋元氏とともに務めました。
2008年ごろに秋元氏の公設秘書となり、2016年ごろには政策秘書となりました。
昨年秋ごろに病気を理由に退職したが、それまでは企業からの陳情などの対外的な対応を事務所内で一手に引き受け、「秋元氏の右腕」(秋元氏の元秘書)と評されていました。
名前:豊嶋晃弘
2020年1月14日報道
秋元容疑者と共謀して賄賂を受け取ったとして、収賄罪で在宅起訴
年齢:41歳
職業:過去は元政策秘書
以前報道があった詳細は下記になります。
==================
自宅:東京中央区
退職:昨年秋に病気が理由
関係者によりますと、東京地検特捜部は今月、自民党の秋元司議員の元政策秘書の男性の自宅や関係先などを外為法違反の疑いで家宅捜索しました。
すでに元秘書から任意で事情聴取も行ったということです。
秘書は2人居てるようで
もう一人は、東京・豊島久にある別の元秘書の自宅を捜索されました。
2人のうち1人は2014~18年、秋元氏の公設第1秘書や政策秘書を務めていたみたいです。
以前にこういう報道もありました。
2005年小林興起氏の秘書2人逮捕 他人装い投票の疑い
衆院選・東京10区で他人になりすまして投票したとして、警視庁は12日までに、東京都府中市の芝本耕志(26)と、豊島区の豊嶋晃弘(26)の2容疑者を公職選挙法違反(詐偽投票)の疑いで逮捕した。
新党日本の前職小林興起氏(61)=落選=の事務所によると、芝本容疑者は約2年前から、豊嶋容疑者は約1年半前から、小林氏の私設秘書。2人とも容疑を認め、豊嶋容疑者は「小林先生を当選させるためにやった」と供述しているという。
参考:http://www.asahi.com/senkyo2005/news/TKY200509120161.html
ということも掲載されていました。
IR事業めぐり北海道庁から資料提出を受け家宅捜索に!
ちょっとややこしくなってきてるので、わかりやすい図がありました。
北海道が誘致を目指していたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を巡り、参入に関心を寄せていた中国企業の日本法人側が、海外から日本に現金数百万円を違法に持ち込んだ疑いがあることが17日、関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部は、北海道からもIRに関する資料の提出を受け、誘致に絡み不正な資金のやりとりがなかったかどうかを調べている。
特捜部は既に外為法違反容疑の関係先として、内閣府の元副大臣でIR担当だった秋元司衆院議員=自民=の元秘書の自宅などを家宅捜索。
関係者によると、誘致に意欲を見せていた北海道留寿都村の幹部らからも任意で事情を聴くなどしている。
参考:https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/256727
秋元議員事務所を家宅捜索
新たな情報が報道されていました。
中国企業との新たな接点があったとのことです。
秋元議員の会見では
2019年12月25日
カジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、自民党の秋元司衆院議員(48)=東京15区=が中国企業側から現金200万~300万円を不正に受け取っていた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は秋元氏を逮捕する方針を固めた。24日に逮捕状を請求しており、25日にも秋元氏を取り調べる。
秋元氏は2017年8月から内閣府副大臣を務め、昨年10月まではIR担当だった。特捜部はこれまでにIR参入をめざしていた中国企業の日本法人と、秋元氏の議員会館の事務所や元秘書宅を捜索。押収した資料を分析するなどした結果、秋元氏が中国企業側に便宜を図る見返りに現金を受け取った疑いが浮上し、24日に逮捕状を請求した。
秋元氏は朝日新聞の取材に対し、中国企業側からの現金などの利益供与については「100%ありません」と否定。「中国企業やその他のIR事業者に便宜を図ったことはない」と説明している。
自民・秋元司議員を逮捕、IRめぐる収賄容疑 特捜部
https://t.co/7hcHK6nsav秋元議員逮捕の詳報です。
秋元議員は25日午前10時すぎ、自身のSNSで「私は、不正には一切関与しておりません。そのことは、引き続き主張してまいります」と書き込んでいました。 pic.twitter.com/LcG7F4wddv
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) December 25, 2019
これからどうなるのか???
新たに浮上してきています。
IR汚職、5衆院議員を任意聴取
日本でのカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、贈賄の疑いが持たれている中国企業「500ドットコム」側が現金各約100万円を渡したと供述した衆院議員5人を、東京地検特捜部が昨年末に任意で事情聴取したことが3日、関係者への取材で分かった。
特捜部は議員本人だけでなく秘書が受け取った可能性も含め、政治資金規正法などに抵触しないかどうか慎重に捜査
5人は・・・
自民党の岩屋毅(前防衛相・大分3区)
宮崎政久(法務政務官・比例九州)
中村裕之(元文部科学政務官・北海道4区)
船橋利実氏(比例北海道)
下地幹郎(日本維新の会の元郵政民営化担当相・比例九州)
引用:共同通信
その会見には、船橋利実氏以外は、否定し受け取っていないと言っています。
2020年1月14日秋元議員再逮捕、元政策秘書と加森観光会長を在宅起訴
カジノを中核とした日本の統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件で、東京地検特捜部は14日、秋元司・衆院議員(48)(東京15区)を収賄罪で東京地裁に起訴するとともに、別の収賄容疑で再逮捕した。
また、秋元容疑者の元政策秘書・豊嶋晃弘容疑者(41)も、秋元容疑者と共謀して賄賂を受け取ったとして、収賄罪で在宅起訴。
中国企業「500.com」の日本法人元役員・鄭希(37)、「500」社元顧問・紺野昌彦(48)、同・仲里勝憲(47)の3容疑者を贈賄罪で起訴したほか、「500」社と共同でIR事業を計画していた札幌市の観光会社「加森観光」会長・加森公人容疑者(76)も贈賄罪で在宅起訴した。
参考:https://news.livedoor.com/article/detail/17661517/
まとめ
どんどん調査がされてきています。
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